ayacollette

世界フリージャズ記 著 


昨夜 副島輝人さんのお通夜に行ってきました。
ずいぶん遅れていったのだけど
大勢の人が残って歓談されていました。

その面々のすごいこと。
副島さんが関わってきたミュージシャンが
多数つめかけていらっしゃいました。

渋さの不破さんをはじめ
大友良英さん 巻上公一さん 灰野敬二さん 梅津和時さん 秋山徹次さん・・・
名前を挙げていけば みなさん 日本を代表する大御所ばかり

その大御所の才能を見出してこられたのが
誰あろう 副島さんであり

会場には佐藤允彦さんと富樫さんの音源がかかっていて
(たぶん副島さんがお気に入りだったのではと思われる。その音のすばらしさもあいまって
副島さんの遺影を見ながら胸がいっぱいになってきてしまった)
偶然にも お葬式の今日はピットインで佐藤允彦さんのライブがあって
仕込まれたような偶然に驚きをかくせない。

大好きな副島さんの奥様にご挨拶をする。
大勢のお客様と会話をされて
ようやく今から食事をしようとされていたのだけれど
どうしてもお声が聴きたくて お話をさせていただいた。
ニコニコと迎えてくださった奥様の笑顔が
副島さんとほんとうによく似ていて 夫婦という名前の同士のように
お二人は一緒に人生を歩んでこられたことが その表情に刻まれていた。

彼女は時に僕より辛辣な批評家なんだよ

って副島さんがおっしゃってたことを思い出す。

本日 四谷たちばな会館 12:00~副島輝人さんのご葬儀です。
参列の方はJR信濃町から徒歩7分です。

2013に青土社から出版された最後の著書
世界フリージャズ記 副島輝人 著