ayacollette

追悼 青木敏郎さん

昨年の秋の終わり

あなたにギターを贈るからね
待っててね。昭和40年代のいいやつなんだ。
息子に弾かせてください。

同じ内容の電話が2度も3度もかかってきた。
相変わらずの元気そうなお声で
お孫さんやお弟子さんの話を楽しそうにしていた。

それから2ヶ月あまり
突然に逝ってしまわれた。


追悼 フラメンコギタリスト 青木敏郎さん (photo @松山キャメリアホール 恋するミラノ2007)


恋するミラノを いいね、あれは。とほめてくださってその年のイベントのタイトルにまでしてくださいました。あれが亡くなる直前の父に観てもらえた最後の舞台でした。
こんど、このホールに上がるときは自分の力で幕をあけてください あやさん。
と励ましていただいて その日がきたらまたきっと一緒に舞台に立ちたかった。
必ず待っていてくれると思っていたのに 自分の不甲斐なさを切々と感じています。
時は待ってくれないけれど 自分なりに努力を重ねていきます。

ありがとう 青木さん 南十字星 をみる度に
あなたを思い出すでしょう

大好きでした。

安らかに