ayacollette

生きている線が描く音

アヤコレット ジャケ

画家の廣中 薫さんに11月神戸グッゲンハイム邸で開催予定のイベントのフライヤーをお願いしたら、大学教授のお仕事でお忙しい中、たくさんの絵を送ってくださった。中にアヤコレ用にいつかぜひ使わせてもらいたいのがいくつもあって感動した。画家が描く線というのは なんか素人の線と違う、何が違うんだ?線が生き物のように動いていて音も聞こえてきそうだ。迷いがあると描けないよね、こういう線。絵のプロの人はすごいのだ。と ただただ感心してしまった。私の音を聞きながら描いてくださったという貴重な線の織り成す数々。ぜったい次回作のジャケに使わせてもらいたいぞ。よく見ると私の頭にお舟が乗っている。どうして私が海好きだと知っているんだろう・・私の音楽の中に海を思い起こさせるものがあったのかしら、波の音がピアノの合間合間に聞こえてきたかしら。 海の近くで育ったからね、いつも海は心にある。知ってか知らずか 画家のインスピレーションってすごい。

廣中 薫さん(画家)