北野武監督 アウトレイジを見てきた
もうワル! ワル! 悪しか出てこない映画 イヒヒッ 笑
と たけしが言っていたが
ほんとにどいつもこいつも悪ばっかで
どうしようもない悪どうしのこぜりあい
映像の中で何人の人が犬死していったか・・数えられない
表面的に子分でも いつでも裏切る可能性を秘めている
この世の縮図をみるようなストーリーで
無残な暴力シーンも多彩満載
ここまでやるかと
目を開けていられないところがたくさんあったが
悪しかでてこない 浪花節でお涙ちょうだいもない
義理人情もほとんどない
いさぎよく妙に すっきりした映画だった
見た後に気分がいいものでもないが・・・
キタノの映画がフランスで人気があるのはよくわかる
どの映画も
彼しか持ち得ない1つの美意識で貫かれた潔さがあるのだ
どうやって彼がそれを得たのか 知りえないが
実は映画が大好きで たくさんの知識があり
映画の歴史をよく知っているな という
印象をいつも受ける