歯のことでここ数日 行政にお世話になっている。
きのうは2歳児の歯科検診
子供のために行ったが 親の歯の方が重症だったので紹介され
今日は親が歯科相談をすこやか保険センターなるところで受診する。
歯医者さんに行く前に こういう場所が
行政によって用意されていることすら知らなかった。
高い税金を納めているのだ。
どんどん利用すべきなのだ。
けれど こんな平日に設定された 歯科相談
堅気の勤め人には行けないじゃないか。
行政は誰のために これを企画しているんだろうか・・
自分の歯がほとんどないというおばあちゃんが私の横で
診察を受けていた。
乳飲み子連れた母親と歯の抜けたおばあちゃんのために
用意された いたって広々と快適なスペースで
1時間も歯のことについて講習を受けた。
これは大人の歯
模型で見てもなんだか生々しい
どーでもいいと思っていた歯だが
このところ歯医者にたらいまわしにされて
いいかげん 歯に向き合ってみようという気になった。
けっこう歯のことって奥深い
手鏡をもって歯を磨く講習をうける。
歯科衛生士さんがいう
我々の幼い頃の歯に対する常識と
今の歯に対する常識が雲泥の差で違うのだという。
近頃の若い人たちは
歯に対する意識が高い。
歯を粗末にする昭和世代の人間からみれば
驚くほどだ。
たかが 歯 ではなく
大事な大事な 歯 なのだ
たしかに生涯に
歯医者さんにかける 時間と金額を考えたら
歯ほど大切にして損はないものもない。
今 いけてるのは 歯がきれいなこと。
究極のみえないところのおしゃれである。