先日 ピアニスト 小島さやか(種田さやか)さん主催のピアノの演奏会に
うちにピアノ習いに来てくれている近所の子供たちをたくさん引き連れて出演させていただきました。
そのついでに というか 父兄演奏枠で 恋するミラノ を弾いてほしいと さやかさんからリクエストいただきました。
こんなんでいいんかいな?場違いじゃぁないかな・・と思いつつ いつものように・・というか
ちょっと緊張気味に演奏させていただきました。
思いのほか 関係者の皆様から良かったよ~とお言葉を頂戴し うれしくなりました。
随分前に作った曲ですが(パリ11区のアパルトマンで構想を練りはじめ日本に帰国して完成。)
こうして聞いていただける機会があると この曲が今でも忘れられず 誰かに届くチャンスをいただいたようで
作り手としては こんなにありがたくうれしいことはありません。
YouTubeに温かいコメントもいただきました。身に余るお褒めのお言葉 感謝します。
そんなに褒めてくださるなら、もうちょっと大事にこの曲を歌っていこう(汗)と近頃 自戒の念を持ったのでした。
この曲を介していろんな方と知り合えることも 不思議な感じです。
これを歌うときはいつも
湿気の多いどこか異国の地
八角漂う外国の香り
ゆったりと流れる大河のみどり
流れの中で素足に当たる赤い魚の輪郭
人でにぎわう市場 怪しげな商人とマンゴー売りの少年
そんな中を恋するミラノ君と一緒に旅をしている自分がいます。
聴いている人も同じ体験をしていただけたらなと思っていつも頭の中をトリップして歌っています。
(いっしょに口ずさめるほど のんびりテンポでなくて申し訳ないが・・・)
恋するミラノ を 楽しんでくれて ありがとう。
それだけ 言いたかったのです。