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6歳の思い出

自分の人生は何度でもやり直しが何度でもきくけど
子育ては 絶対にやり直しがきかない。
悔やまれるのはそういうことね。

ジャズピアニスト秋吉敏子さんの放った心に刺さるフレーズだ。

何かを成し遂げるには何かに必ずしわ寄せがくる。
幸せばかりの人生を歩んでいる人なんていないのだ。

子供を育てることはある年齢を超えた頃からの憧れであったし
自己実現のひとつの大切なプロセスだと思っていた。
随分たってから 子供を授かり 喜びもつかの間、
親になかなかなりきれない、未熟な自分との戦いがはじまった。
人間として未熟で、自分には
彼らに与えられるものが何も無いような気がするときもあった。

そんな時、
亡き親に対して持っていた娘としての感情を思い出してみた。

今となっては、母の人間として未熟な部分が一番人間らしくて、魅力的で
この人、可愛いなと思える。しょうがないなぁかあさん・・・って
だから自分も未熟なままでいいのだ。なんて開き直ってみたり・・

唯一、先に生まれた者として
自信を持ってこの存在の素晴らしさを伝えたいと 
情熱を注げるものが音楽であった。

楽器を弾けるようになるには 全く簡単じゃない。
全く簡単じゃないから面白いのだ。
その道具でいつか友人達と共に音楽を作り出すようになるともっと
人生の楽しさが広がるだろう。

大きくなって
うちの両親は子育てに失敗したけど
音楽を与えてくれたことだけは感謝しているよ。

なんて言ってくれたらうれしいんだけどな。