東京は東の方にあるツバメスタジオのバルコニーからの眺め。総武線の音が夕暮れの街に響く。人の気配。
今日はギター録りの一日
2:00〜9:00まで ギタリスト塚本功くん
ものすごい集中力で音入れしてくれました。とても感動しました。今晩眠れなくなるくらい。自分の中にない表現がそこに描かれていく現場はとてもスリリングです。音が刻まれていく瞬間に立ち会う喜び。出産のときの父親の心境?
エンジニア 君島さん
長時間お疲れ様でした。
1960年代のアメリカ製ギターアンプにイギリス製真空管を搭載。(音がクリーミーになりますよ。と君島さん。言われてみればクリーミー。クリーミーという言葉が気に入りました)
60年代あの頃のレコードみたいなギターの音がしました。色々な事がギター一本でできるのね。リズムになったりメロディになったりノイズになったりパーカッシブになったり変幻自在。まぁギタリストの腕がいいんだろうけど
合間にティータイム。ごちそうさまでした。
そうそう こんなに可愛いアナログ盤がスタジオにありました。
やっぱりアナログ盤いいな。
どういう形態でリスナーに届けるかとても考えますが、結局は自分が気に入った風にするのです。一度しかない人生ですから。
出来上がりを楽しみにしていてね。