右手の手首が腱鞘炎っぽい。
だましだまし すごしてきたが
やっぱり あやしい。
とーちゃんが首が曲がらなくなった時に
病院でもらって
これ スゲー きくよー と言っていた
ババシャツ色のババ臭い匂いのするヤクバンテープを
手首にペタリ
ピアノを弾きすぎると同じ場所を傷めてしまう
今回はそればかりでなく
重すぎる次男を抱っこしたりカートを押したりしすぎて
手首が一杯一杯になったらしい
おまけに 最近 リストに凝って
毎日弾いているから
指や手首に負担がかかることは否めない。
リストって人は自分が手が大きかったからか?しらんが
圧倒的に手が大きい人に向いた曲ばかりじゃ。
弾きたい曲が多いが 難度が高い 譜読みもめんどう
・ラ カンパネラ
・愛の夢
(この曲を聴くと 薔薇っぽいイメージで
昔はババ臭い曲だと思って好きになれなかったが
自分がおばちゃんになってきたので 今では大好きな曲に。この曲が好きだといいこの曲で可憐に踊る浅田真央ちゃんを素直でいい子だなと思う)
でも美しい
ラフマニノフなんかも彼は手がでかかっかから
自分の曲でも 平気でオクターブ以上をバシッと抑えるハーモニーを
入れている。
代わって ショパンなんかは
手が小さいものでも ノクターンとかワルツとか
結構弾きやすい曲が多い
おまけにくたびれて体力がない時でもなんとか弾ける
彼が病弱だったことと関係するのかしら
大曲もあるけど 多くの小品の美しい曲は ひとつの彼らしさをよく表している
ひるがえって ベートーベンなんかは
体力気力も充実してるときじゃないと
ソナタなんか弾くと 後で ガツッと体力を奪われる感じが否めない
あの人(ベートーベン)は そうとう体力があったはずだ。
作品を作る人の基礎体力は
その作品に反映されてしまうものなのか
人の作品を弾く行為はイコール
作者のたどった フィジカルな部分とメンタルな部分を
なぞる行為だと思う
腕が痛い日は
神妙な顔して
宗教的な気分で
すでに神に近い バッハ でも弾くのがよいのかもしれない