curious jazzy piano night vol.6 @ 試聴室 神保町
終了しました。たくさんのご来場ありがとうございました。
アヤコレット ピアノ
塚本真一 ピアノ
菅沼雄太 ドラム
これがcurious jazzy piano の面々
わたしが大好きなミュージシャン達
6回も数を数えてると 毎年 何か 予測のつかない事件?がおきて
主催者なんだけど もう密かな企みのように楽しみになってきている。
さて、今年のcurious.vol.6
年の初め頃から シリア難民の報道を目の当たりにして悶々としていたところに
たまたまユニクロに立ち寄ったら
「シリア難民に古着を送りますので持ってきてください(ただしユニクロの製品に限ります)」と
何度もアナウンスが流れていて 一見 素晴らしい社会貢献をしていますよーユニクロは。というメッセージに見えるけど あなたの古着を人助けに役立てましょう。そしてパンパンになった箪笥の引き出しを軽くしたら、また新しいの買えるでしょ、今年もユニクロの新作。いいの出してますよー価格安いし。という風に聞こえてきて・・なんだか吐き気がしてきた。
そんなことがきっかけで 今年は
「難民」 をテーマにkudo toriに
思うところを自由に朗読してもらおうと思ったのでした。
結果 塚本真一ピアノトリオの演奏する
i wish i knew how it would feel to be free.にのせて
10ページにも及ぶ大作の朗読を冬里さんがパフォーマンス。
許されるものなら活字で載せたい 興味深い まさにcuriousな
内容でした。(のちほどyou tube で見られます)
1昨年から演奏しはじめた i wish i knew ・・という曲は
自由ってどういうことか 僕にわかればなぁ とでも訳するのでしょうか。
個人的に気に入っていて2回塚本トリオに演奏してもらっているのですが
お客様にも人気で この曲 今後のcuriousのテーマソングにしちゃおうかなぁ
自由 って そもそも不毛な考えなのです。
誰も完全に自由ではないけど 他者の自由と 己の自由と
自由と自由がぶつかりあって それぞれが生きているから
いろんな問題が起こっているような気がします。
簡単な話ではありません。
私にとって音楽の中は唯一自由に羽を伸ばせる場所です。
あたまをまっさらにして 生まれてくる音だけを追っかけていく自由。
気に入っている文学や映画を自由に音にする楽しさ。
自由になろうとするあまり自由になれないこともあり
音を追いかける時には 力を抜いて自然体でいることの大切さをよく感じます。
お客様には 私が自由に頭の中で飛び回っている残像にお付き合いいただいているので
本当にありがたいと思います。
来年もやります。curious vol.7
生きてまた会いましょうね。
アヤコレ