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近くにいる人を笑顔に

引っ越しして初めて自治会役員なるものが我が家にまわってきた。自治会など他人事だったのが一変、どっぷりと関わる一年に。今年は自治会主催のハロウィンをやるという。近隣の自治体が毎年子供のためのハロウィンをやっていて 防犯、住民同士が顔見知りになれること、など一定の成果をあげていることを見習ってのこと。

 

たしかに昨今は一人暮らしのお年寄りが非常に多い。そして子供を持つ世帯と関りをもたない。隣に住んでいても接点が全くないのだ。宗教色はこの際、置いておき、ハロウィンをツールとして自治体の活性化に使うというアイデアは結果的にすごくよかった。イベントは大成功だった。参加希望の子供たちはどんどん増えて それに関わる大人もどんどん増えて 防犯チームのおじさん方に 旗もって道路に立って頂き、車や通行人から子供たちを見守る。子供たちは可愛く仮装して地図を首からさげ 動物ボードのついているお宅をピンポンしてお菓子をもらう。お宅で待っていてくれているお菓子提供者の方達は よく来てくれたね~と子供達に声をかける。ある人は トトロに変装して あるご老人は着ぐるみを着て子供達を迎えてくれた。

 

たったこれだけのことなのだけど 参加した人達は声をそろえて 楽しかったと笑顔になった。人と人が顔を合わせて会話することの大切さ、忘れてはいないだろうか。自分の隣にいる人を笑顔にするために、自分ができることをする  それこそが 小さな平和の始まりなのだ。